コロナ外出自粛20日目

Netflixでみたかった映画を。
イカロス」
www.netflix.com
英語で表記されてますがリンク先は日本語です。映画は普通に字幕で見られます。
アメリカの自転車選手がドーピングを活用し(!)レースでいい成績をあげようとするところから話はスタート。紆余曲折あってロシアの反ドーピング機関所長にコンタクトし、彼から検査をすり抜けるドーピングのやり方(!)を教授してもらいレースに挑む。そこから所長がロシアのスポーツ選手の大規模なドーピングに関与、というか指揮していたことが発覚し、問題は国際的なものになっていくという戦慄のドキュメンタリー。
映画が進むにつれてその所長の命が狙われ危ない状況に。ソチオリンピックで行われた大規模なドーピングが、大○領の指示だったと明らかになるにつれて、みているこっちも拉致されそうな気になってくる。ドキュメンタリーの撮影と、ロシアが国際的に非難されオリンピックに参加できなくなっていく状況(ありましたね!)が文字通りリンクしていく。まさしくディープスロート本人が映画の登場人物なわけで、驚くべき証言の数々は証拠映像でもあり。
こんなの撮ろうと思って撮れるものじゃない。問題の収束の仕方も大変に政治的な闇を感じさせる恐るべき映画。
夜見ている最中に地震が起き、二重に怖かった。