連休明け

の火曜は稽古お休み。朝から注文や問い合わせに追われる。僕がやっているのは専門機器の輸入営業事務だが、一口に営業事務といっても様々なことをやるのね。メールの対応から、電話営業から製品のメンテナンス修理や納品、その合間に取説の翻訳なども。ありがたいことにどうやらブラックではないようで、残業もほぼなく、リハーサルで早退もさせていただくこともあり。今週は納品や点検などの出張が続くのでその準備も並行して行う。工具などを持っていくのだが会社に来ないで直接現場に行くので、前もって把握しとかないと直行なのに会社寄ってかないと!なんて事態になってしまうからね。
会社で公演のチラシも配った。お昼休み社内に残っている人たちに「あのこれ僕がやっているダンス公演のチラシです」と一人一人を回る。専務や社長にも渡しに行く。「すみません〜、前に話していたダンスのチラシですう〜」とか言って。みんな「おお〜」「へえ」とかニヤニヤしながら受け取ってくださり、宣伝完了。残ったチラシはご案内の文章とともに下駄箱の上に置かせていただく。昨年の公演の時に自己紹介を兼ねてチラシを思い切って配ったのね。過去記事参照。 その時に周りの受け止め方もそうだけど、自分の意識が変わったなあと思ったのよ。昔は、オレは世間一般とは関係ない!と思ってたところがどこかにあったんでしょうね。どうせわからんだろうと。こっちはこっちの世界でやるし!なんてね。けど、時を経て、コンテンポラリーダンスを知っている人も多いし、興味を持ってくれる人もいる。社内のあの人がやっている、という入り口でもいいじゃん。と思えるようになったし、興味がなくてもそれはその人の趣味、と素直に思えるようになったってことね。ああ、昔はもっと作品と自分が一体で、批判されたら自分をdisられていると感じてたんでしょう。もちろんそれが全くなくなったとは言わないけど、ダンス以外のコミュニティ(職場のこと)に関わることになって、ようやっと冷静になれたというか。「他者がそう思うのも、また自由」と気付いた。それは作り手としては(特に舞台という観客あってのジャンルにおいては)一種の敗北かもしれないけど、それもまた人生だよね。そして人は生きていかなくはならない。そんな気持ちが、肩の力を抜かせているのかもなあと、こんな、赤裸々なことを書きつつ思うんだよね。
あ、肝心の公演、じゅんじゅんSCIENCE『街角』は11月1ー4日北千住に新しくできるアートセンターBUoY(ブイ)で上演します!
詳細情報はこちら
皆様のご来場お待ちしております!!!!!