会社でチラシを配る。
まずは同じ課の人に渡す。4人いるのだがあいにく一人は長期休暇で一人は今週ずっと取引先のアテンドで社内におらず、残りの一人に休憩中に「あの先日話していた公演のチラシです」と渡す。
「ありがとうございます!」と笑顔で受け取っていただきうれしい。なんだかこんな感じで社内でチラシを配るとは思ってなかったのだけれど会社に入りたての頃に「高橋さんって振付け?をやってんだっけ?」とか「ダンスをやってるって聞いたよ」とか質問されたのでいい自己紹介だなと思い公演のこと等をポツポツ話すようにしたのだ。
フロアの責任者である専務のところにもご挨拶がてらチラシを持っていく。
「あの、僕ダンスをやってまして、、、」と切り出すと社長から聞いていたらしく「あ、聞いてるよ。これね。みんなにも回覧板で回していいから」と宣伝許可を頂く。
回覧板というのは時々回って来る社内伝達事項とかをまわすもので文字通り昔の回覧板と同じく、新聞記事とか雑誌の記事、製品情報とかが名簿と共にはさんであって読んだら自分の名前をチェックして隣に回すヤツね。もちろん今ではメールで全体事項とかは回すのだけれど、未だに社内では活用されてて時々「会社を訪問する時」「部下に対する接し方」なんて記事が回って来る。それにチラシとご挨拶の文章を挟んでまわしてもらうことに。
昔は恥ずかしくてこんなこと出来なかったなあ。20代の頃はひたすら隠してたし。今は不思議に恥ずかしさは無くなっているんだよね。作品に自信があるというわけでもないのに。ただ、ここまでやってきてるんだしそれも自分の一部と思えるようにはなったのかもね。それに恥ずかしいと思うかどうかは自分次第で、人はそこまで他人のことを気にしていないのもわかってきたというか。
チラシは入口の下駄箱(あるんです)の上に置かせてもらうことに。
ありがたく働かせてもらってます。ガッツリ休みも頂いて。
さあ、追い込みじゃあ。