文化学院

不定期でクラスを持っており今年で3年目。年明けから今年のクラスが始まった。受講者はほぼ同じメンツなのだか、何だか急に大人の顔つきをしている。
へぇ、と驚いた。
最初は人前に立つ気もあるのかなというくらい頼りなかったのが、みんな一様に頼もしくなっている。今年のクラスではちょっと突っ込んだワークをやっているのだが、それにも興味深くついてきている。
こういう驚きは素直にうれしい。
僕は育てるって実は不得手なのだが、それは多分「待つ」ことが苦手なんだと思う。中学の時、菊の栽培をした時も「早く育て!」と思って夜に蛍光灯の下においといたりしたのだか、結局うまくいかず。普通に育てていた友達の菊の方がきれいだったし。大人になって鉢植えもいくつか育てたことがあるが、世話を焼きすぎたり逆に放任したりでどうにも。自分で変化をさせたい!って思いがちなのだな。
ま、このクラスの場合、僕は短い期間のお手伝い、ですけど。それがこんな形で成長を見ることが出来て大事な発見だった。
新しいことを意識も含めて身体化するのは時間がかかる。自分がそうだったしな。