コロナ外出自粛3日目

昨日の報道で緊急事態宣言に伴う給付金について「一律10万円」の報道が出る。
公明党が掛け合ったらしいと。様々の記事を見るとどうやら今まで決まっていた「一世帯30万円」を変更して一律10万円とするらしく。給付制限が厳しく実質的な対象者が大変に限られるのでは、と心配されていた案を経てようやっと現実的なところに落ち着いたのかなと。しかし遅い。これがせめて一月早ければと。もうここまで様々な人たちが仕事を継続せざるを得ない状況まで行ってしまうと、一世帯30万円はそのままでその上一律10万円を支給するか、一律10万円を数ヶ月連続的に支給するとかしないと間に合わないと思う。が、しかし。まずはここまで来たことに驚きもあり。今ほど政治と生活が直結して、そして国民の声が政治を動かしている瞬間は滅多にないと思われる。僕は普段から政治的な発言をよくする方だと思うが、全くそういうことをネットで発言しなかった多くの人が書き込んだり政府や与党にメールを出したりしたのだと思う。多くの批判が政治を動かしたいい例だと思うが、まさにそれを言ってくれている動画がすぐにネットにアップされていた。
www.youtube.com
大変にユニークかつユーモラスな語り口は多くの人々に政治への興味や関心を集める原動力の一つとなっている。相手を追い詰めすぎずに広く語りかけるそのスタイルは学ぶべきところ多し。「犬を撫でながら、国民の感情を逆撫でする、という離れ業」なんてウィットに飛んだ皮肉など、さすが芸人。すぐに「あいつアホか!」などど口走ってしまう自分を省みつつ、和む沖縄の海の映像と彼の名調子に魅入り聞き入り。
不要不朽の外出を避けている現在だが、果たして不要不急となんぞやと今一度調べると、「重要ではなく、急ぎでもないこと 」とある。なるほど。重要かつ急ぎであると判断し、午後に自転車で知り合いのカフェに行く。車は減っている気もするが、街にはそこそこ人が出ている中、ノー3密を守りつつ。えっちらおっちら自転車での散歩は気分転換にもちょうどいい。件のカフェはなんとか営業を続けており、テラス席でソーシャルディスタンス約2mを守りつつ店主と雑談。空は高く、静かで、世界的なパニックが起きているとは思えない春の午後。
夜は大阪のマユコとじょんとスカイプ飲みに挑戦。自粛生活で流行っているみたいで、知り合いもやっているなんて聞いてじゃあうちらもやってみんべえと。テーブルにPCを置きスカイプをつけてエア乾杯からの飲み会はとても楽しかった。いつもは東京と大阪で会う機会がないこともあり、そしてこんな状況を気兼ねなく愚痴り合う飲み会はそりゃあ盛り上がる。互いのつまみや酒を見せ合い、休業の実態を語り合い、これから出来ること、やるべきことに思いを馳せる。こんな時期だからこその不思議な感じもまた、コロナの日々の1ページ。
f:id:junjunscience:20200417204827j:plain