トーク

ポストパフォーマンストークの日。
ゲストの中島奈那子さんはベルリンでお会いしたダンス研究者。穏やかながら明らかに頭の出来が違う才女で話がめっぽう面白い。真面目な方で本番の前に一度通しを見ておきたいと稽古場にいらっしゃった。
いつものことながら司会なしのため自分でトークを回す。質問もしてもらいつつ。作品そのものの話しから始まって様々なところに広がったが、う〜ん毎度思うけどトークって難しい。言いたいことの半分も話せなかったような。しかし、作品もトークも問いかけは未来に向かって開かれていると勝手に思い込み、これで良しとする。
本番前に楽屋でトーク前の打ち合せをしていたときに彼女から出た会話で印象的だったのは「日本では批評が機能していない」問題。これ、時間なく聞けなかったのだけど、もう少し聞いてみたいなと。終わって軽く飲み。そこで水と油の初期作を結構見ていた話しを初めて聞く。「スープ」について文章を書いたこともあると。何だよ!それ最初に言ってよ。ベルリンでは一言も言わなかったじゃん。
明日は休演日。次のプロジェクトの準備にかからないと。