トモダチガヤッテキタ

土日はリハーサルのピーク。通し稽古をやりあたりをつけていく。僕の上り下がりも激しく、喜んだかと思うと怒鳴っている。ガーガー叫ぶがそう仕組んでいるのも結局は自分自身なのでむしろダンサーには甘えているのだろう。げんなりしつつも時間がないため取りあえず怒鳴る。作品の大まかな流れは見えた。あとはどこまで行けるか。ハードルは高く,マトは小さい。いつものようにやりたいことと出来ることの間を行ったり来たりしつつ飛翔を目指す。
土曜日は土砂降り。あまり雨も降らなかったのだが本番を前に何か懐かしい感触。
オレ、雨男なのよ!
忘れもしない、小学生の時の始めての遠足で大船のフラワーセンターというところに行った時、ガッツリ雨が降っててさ。みんなで傘をさしながら「あ、あじさい、、、」と指差したのを覚えてる。その後の林間学校でも土砂降り。運動会も何回か雨で日程が変わったし。エジンバラでは須賀君と一緒に街を歩いてた時カフェから出ると雨が降り別のカフェに入るとやむ、というのが3回連続で続き(それも2時間くらいの間に)須賀君に「いい加減にしろ!」とマジギレされて「ごめん」としか言えなかった前科有り。
でね、日曜日、稽古が終わってから飲みに行くことになって外に出たら今まで小雨だったのに土砂降りに。昼間は降ってなかったしみんな傘を持ってきてないのでそんなに遠くない場所だったがタクシーで移動することにしたのよ。でさ、移動しましょうってなったらやんでんのさ、雨。まあ、みんなから軽いブーイングですわ。「おめえだな」って感じで。
僕が盛り上がってくると常に寄り添うようにやってくる雨。オレ友達いないなあ、なんて思ってたけどいたよ、大の親友が!