しかし、しかし、しかし。

10人のダンサーとのリハーサルが続く。ようやっと僕の中で作品の明快なイメージが見え始める。しかしシーンにしてみないとナンともわからないわけで、試行錯誤の日々。またまたしかし、一月という時間のないスケジュールの中贅沢な試行錯誤は許されず、デッドラインを見据えつつの作業。ふたたびしかし、稽古場からスタッフがついてくれていて色々なプランの段取りを実に手際よく仕込んでくれる。ありがたい。まさにスタッフに関してはこの上ない状況で作品作りに向かうことが出来る。これであともう一月あったらなあ、という言葉がノドまででかかるが、それは言いっこなし。この状況を利用して仕掛けたいことも考えている。それはまさに自分の今後に役に立つはず。
しかし、しかし、しかし、といった逡巡をはさみつつ、作業は続く。