フェスティバル最終日

ホテルに戻ってそのまま部屋飲みへ突入した後昼前に起きる。久しぶりに少し二日酔い。今日の演目はせっかくだからとチケットを買い本番を見ることに。本番の空気はやはりゲネとは違いそれぞれにいい空気を持ってくる。その空気を味わえるだけでも見に来る価値がある。夕方の回を終えてそのままゲストディレクターの講評へ。ここでそれぞれのフェスティバルが呼びたい作品を発表するというなんとも生々しい展開ではあるのだがそのヒリヒリする空気も悪くない。「賞」よりお座敷に声がかかる方が全然いいもんね。残念ながら僕らの「街角」はお声がかからなかったのだが、ま、それはそんなにがっかりもせず。こっちも一通り経験してる年増だし。ただダンサーへは何かお返しとしてお土産がもらえるといいんだけど、と思ってた。
講評会の後は居酒屋へ場所を移し盛大な打ち上げ。他のカンパニーの人ともいろいろ話す。そこでゲストディレクターからざっくばらんに話も聞く。別件で幾つか話もいただき、これを成果とすればなかなかに収穫があったのでは。僕と麻世は一次会でお暇。歩いて駅裏のホテルまで帰る道のりは充実した気分だった。