Festival in Beeskow

田舎町と呼ぶにはとてもきれいな町。古い城壁があり整備もされていて。聞くと二次大戦ではかなり破壊されたらしい。戦後時間を欠けて直してきたとのこと。町興しに資源を上手く使ったということでしょうね。
さてさて僕らの本番は午後6時からなのだが3時から子供向けのパントマイムWSをやることになっており。舞台稽古の合間を縫ってその準備も。
それにしても今日は暑い。30度は越えている。しかし日かげに入ると全く涼しいのが日本人としては不思議なところ。こんな夏だったら東京の夏も随分過ごしやすいのに。
僕らの拠点となるクラウディアの家にあるスタジオはこの期間中オープンハウスというか見学出来るようになっていて、午後を過ぎた辺りからちょろちょろ人が来始める。教会の広場には中世のコスプレをしたヒストリカルマーケットが出ていて花や木工細工、革製品等を売っている。売ってるものもなにげに中世っぽいのがカワイイ。しかし革製品屋、こんなに暑いのに革ジャン並べてたけど大丈夫かな。それに鞭も売ってたぞ。もろSMじゃん。初めて見たけど真っ昼間の日差しにさらされたそれらのビザールグッズは、なんだかほのぼのと健康的で面白いので買って帰ろうかと思った。
3時の子供ワークショップは5、6人の子供が集まり裏庭でこじんまりと。しかしギャラリーが次から次へとやってきて賑やかな雰囲気に。
壁や綱渡りといった、いわゆるイリュージョンと言われるマイムを見せると一気に子供たちのテンションが上がるのがわかる。こういう時マイムって強いなあ。もう食いつきが違うからね。
そして6時になり僕らの本番。屋外のパフォーマンスって久しぶりだなあ。のんびりとした空気にこちらも気楽な気持で楽しんだ。
その後中庭でBBQ。ソーセージやステーキを焼いて焼いて食う食う。こんなのも久しぶり。キンキンに冷えた白ワインと一緒に。