クラス

リハーサルの合間を縫ってクラス。
今クラスが面白くなってきていて。いい気分転換にもなっている。
取り組んでいるのはクラス、というかダンスクラスというものの近代化。
いわゆるダンスクラスってハードル高いのね。知らない人からすると。それを払拭しようと思っている。
なんでかっていうと、暗黙の了解が多すぎるのよ。階段がなさ過ぎると言うか。もちろん一回では分からないことだらけなのはワカルンだけど、それにしても経験者に向けたクラスが多すぎてさ。初心者や部外者はどうにも入りづらい。
興味はあるんだけど、って人は少なくないのに、分かってる人に向けたクラスが多いのでは?それじゃ増えるわけないじゃん、ダンサー。
まあ、僕のクラスにしたってそういうきらいはあるんだけど出来るだけ各ワークの説明をしていきながらやっていこうと。
受けにくる人は大人なんだし、それが何のためのものなのか、を伝えると取り組み方もちがうのね、当たり前だけど。
それでそれをどう組み合わせて最終的な形になるのかをクラスの時間内で提供していく構成にしているのだけど。それは「やっていることを説明すること」でもある。それはそのまま演出のシミュレーションでもあるわけね。あと参加者は弟子じゃないんだからさ、「わかれよ」って態度では臨まないようにしてる。
だからといって「出来てるか」って言われると難しいですが、しかし。「ティーチング」という発想が一般的ではないことからもちゃんと取り組むのは意味のあることだと思っている。ってか単純に上手くなってもらいたいのね。やっていることは僕も教わってきたことだし、それは多くの人を経て洗練されてきた知恵でもあるので。秘伝でもなんでもないのよ。僕のオリジナリティがあるとしたらクラスの空気くらいじゃない?でもそれはあんまりないよなって自信がある。
だって僕自身が楽しいし。