言いたいことがある。

ここんところ,銭湯に行っている。通っている治療院の先生に「湯船につかった方がいいですよ」と言われたからだ。いつもは家でシャワーだけなので、疲れもたまってきたことだし、ってことで近くの銭湯によく行く。僕の住んでいるところは銭湯が多く、色々日替わりで自転車で行っている。今日は仕事場の近くの銭湯に行った。そこで問題は発生したわけね。
サウナってあるでしょ。あれって僕にとってそのあとの水風呂なんだよ!重要なのわあ!あの水風呂のためにむさい男が汗をかいてるサウナに入るわけ。そんじゃなきゃあんなせまくて暑苦しいところはいんないよ。あの水風呂でトリップするために入るわけね。まあやり方ってこともないんだけど、ボキの場合、いつもだとサウナに入ってウンウンと汗を出したあと、そーっと水風呂に入る。ジワーッとゆっくりつかるね。そんでじーっとしてると、しゅわしゅわーっとゆだった体の中で血液が炭酸みたいになるのな。そんで、頭がキーンとスーッキリしてくるのね。これがもうたまんないわけ!冷たいもん効いてんじゃねえかってくらいで、もう麻薬。そんでもうギンギンな!何でもできるぞって感覚なわけ。これのためにサウナに入るのな。大事なのはゆっくり入って水をゆらさないことなのな。ガキとかたまに入ってると目線で「オラオラ」ってあおって出してから入んないとゆっくりシュワシュワ、ができないわけ!
で、今日はサウナのある銭湯だったわけ。稽古もがんばったしってことで、ちょっと奮発してちょっと遠いところにある銭湯にチャリンコいそいそこいでむかったのさ。水風呂のためにな。この間サウナの看板見つけといたのな。で、もう銭湯向かうときからシュミレーションしてるわけ、頭で。シュワシュワをさあ。んで、銭湯についておじさんに「サウナもね!」ってちょっと張り切りめで言ってお金を払い鍵をもらったわけ。プラスチックの鍵を引っ掛けて入るスタイルな。そんで、体を洗うのもそこそこにサウナに入り、じーっとして砂時計ひっくり返してがんばったのよ、しかも上の方で。水風呂のためにな。夜も遅かったし,ガキもいなそうでゆっくりシュワシュワができるなあと思いつつもう一回砂時計をひっくり返してがんばった。今日のがんばりはかなりのもんだった。で、砂が落ち切ってヨーシとサウナから出て脇にある水風呂に向かったのよ。したらさ、したらさああああ!
水風呂がぶくぶくいってやがんのよ。
ほら、よく銭湯であるじゃない?風呂がぶくぶくいってるやつ。何のためだかよくわかんないけど雰囲気はある、あれが水風呂でぶくぶくいってんのさ!思わず「えーっ!」って声出ちゃいましたね。何のためにここまでがんばってきたんだ?オレ。ゆっくりシュワシュワはどこに行ったのさ?
へなへなになりつつも、これはこれで新しい快楽があるかもしれんと思い直し入ったわけ、ぶくぶくの水風呂に。だめですわ、話になりませんわ。ゆっくり入るそばから「ワーッ」ってな具合のぶくぶくがせめて来て全然落ちつかない。ゆっくりじわじわ、が「ワーッ」にかき消されて、まるで新宿のホームみたいだった。ストレス一気に頂点ですわ。ガキはいてもぶくぶくはないだろと、わたくし思いましたね。全く今日は最後にでかいヤマがあったよ。で、色々日々感じることの多いなか今日の言いたいこと。
サウナの水風呂はぶくぶくにしないでください!