稽古は続く

junjunscience2007-04-28

書くまでもなく毎日稽古。しかし日によって進む日と全然進まない、というより後戻りしてんじゃねえの?という日がある。昨日は後者だった。ありがたいことに雑誌のwebページに掲載していただけるということで、午後イチから取材を受けていた。色々話しているうちに見えてくることもあったりで二重にありがたい。しかしそのあとがダメダメ。稽古をはじめたのだが、音がまだ決まらないシーンがあり気になって他のことが手につかなくなる。途中CD屋に行ったりもしたが、結局良い音には出会えずじまい。他のシーンに手を出すも、決めたつもりのことが何故かできず、あせる、というより動く気力が萎える。作業興奮という言葉があり、やっているうちにやる気が出てくる、と言ったようなことだが思い当たるので意識しているが、しかし今日は無理だった。無理くり動いてみるが、手に力が入らない。腕をあげるのもおっくう。集団で作業している時にはまずならない、症状といってもいいようなこの状態は一人で稽古しているとたまに陥る。元々気が散りやすいと言うか寄り道が得意な方なので、こういう時はその性格に拍車がかかり、すっかり稽古のモードでなくなる。時間ないのに。稽古場を出る時にはすっかり自信喪失モード。とてもじゃないが人前には出られない。公演なんてもってのほか、という気持ちでいっぱいになる。
なんてことを書こうかどうしようか迷ったのだが、あえて書くことにした。第一に自分への戒め。第二は今日の稽古は色々準備していくつか見えてきたからだ。まだ峠はほど遠いがここからの距離は見えた気がした。
気を引き締めて明日も頑張る。ってか頑張りまくりまくる。地味にね。