京都へ

昨日から京都へ来ている。公演は土日で今日はWS。昨日夜に京都入りしてよく行っていたワインバーへ。今日以降はおそらく時間取れないだろうと。

久しぶりのその店は相変わらず健在でうれしい。ハモンセラーノと黒パンをつまみに白を一杯と赤を一本。


新幹線は往復をJRで取るよりホテル付きのセットツアーを買った方が安いのはどういう理由だろうか。というわけで一泊付きのチケットで取った御池のホテルに投宿。
今朝は朝から仕込みとのことで10時過ぎに会場のスタジオに向かう。企画者兼今回ダンスも踊るジロウと再会。早速仕込みをと張り切るが彼一人で大体のところは済ませており。それならば場当たりをしながら上演順でも決めますかとウォームアップをし、互いの作品を見あう。ジロウの作品は7、8分ほどの短編が2本。どちらもしっかり構成してあるダンスでテーマも見やすく身体も素直にのびのびと使っている。彼の作品を観たのは初めてだったので正直驚いた。迷子になってないんだよね。作品が。コンテンポラリーダンスでよくあるのは「何をやりたいかわからない」って状態の作品ね。身体/空間とこだわりたいことはあるんだけどそれをどう時間に構成するかが全く掴めていない作り手も多い中、よくまとまっている/やりたいことがはっきりしているなと。色々勉強しているんだろうなあと感心した。
続いてこちらの作品も見せる。すんなり順番は決まり当日パンフレットのまとめにかかる。と書くときびきびやっている風に聞こえるが実際はほぼだべりながらのお気楽というかのんびりなリハーサルで半分以上は雑談。会うのも久しぶりだしとにかく話に花が咲いてね。スタッフもいないし先生のいない修学旅行って感じでとにかく楽しい。
夜はWS。三々五々参加者が集まりゆっくりと始める。さすがに英語で教えるより簡単でさあ。言葉ってやっぱ重要だなあ。話しすぎないように注意して勧める。それぞれに集中も高く熱もこもり終わってみると窓ガラスがガッツリ曇るほどの盛り上がり。お疲れさまでした。

今夜からこのスタジオで寝泊まり。折りたたみ式のベッドを出す。喉が痛いが風邪の引き始めだろうか。薬と水を飲んで早めに就寝。