リハ→図書館


朝からフラッシュモブの振付。やってみると結構難しい。映像資料をいろいろ見たんだけどあまり上手すぎるとただのストリートパフォーマンスになって「フラッシュ感」がない。突然何かが起こって皆もわくわくして踊りだす。ってな感じがいいのだが、だとすると簡単ながら印象的な振付けが必要で、当然それは難しい。手を上げたり振ったりなんていうありがちな動きもそれはそれで集団でやると映えるので、あまりひねらず簡単なもの、という方向で作業を進める。
取りあえず何とかまとめて午後は美術館巡りをしようとバスで移動。しかし持っていた地図がヘッポコで目当ての美術館が見つからない。あきらめて別の美術館に向かうがそこも入れ替え中で常設のみ。企画が売りの美術館で常設を見てもなあとここもあきらめる。
で、見たかったけどまだだった図書館に行くことに。

「ベルリン天使の詩」に出てきた図書館で、入ってみると受付でチェックをしている。大学みたいに登録カードがないと入れないシステムで、窓口で「見学したいんだけど」と聞くと別の係らしいおばちゃんが来て「ほんとはダメなんだけど私と一緒に10分程度ならばいいわよ」といって案内してくれた。昔の建築らしくアスベストの補修工事が入っていたため全部は見られなかったのだが、図書館の成り立ちや蔵書の数、建築家の話や果てはランプの意匠まで閲覧者の邪魔にならないよう小さな声で丁寧に解説してくれる。もちろん映画のロケの話も。自分の職場に誇りがある様子が伝わってきてコッチも嬉しくなる。最後にあの踊り場を見て満足。
丁寧にガイドしてくれた係の人、ありがとうございました。