東京という街の不便さ
毎日稽古で集まってもらっているのだが、遠い人は一時間半くらいかかるのよ。往復で3時間だよ。これが毎日。稽古以外で消耗すること多し。電車賃もバカにならない。
街がでかすぎるんだよ。
終わってちょっとご飯でも食べながら話そう、なんてとても出来ない。稽古場ではそんな時間も取れずわずかな休憩時にちょっと話すだけ。もっと色々話したいのだけれど。
先月の北九州のWSに今回のメンバーも参加してもらっていたのだが、一軒家をお借りすることが出来て、メンバーはそこに仲良くお世話になっていた。ホントは3月に合宿をしようと考えていたのでちょうどいい機会にもなった。僕はWSの講師でもあるし他の参加者の手前混じっちゃまずいと思いホテルだったんだけど、メンバー同士はWSのあと帰ってご飯を食べながら色々と話に花が咲いたらしい。僕がいなかったのもよかったんだと思う。やたら楽しそうだったし(笑)。そういう「同じ釜の飯を食う」って時間が意外と大切、というより絶対に必要なのだな。
誰かの家に寄るのもイベントになってしまうような、稽古場の往復に1000円以上かかってしまうような街での活動は果たして効率がいいんだか悪いんだか。
大都会って便利でもなんでもない。