WS

ドイツと行ったり来たりの生活をしていた時期にクラスを閉めて以来ご無沙汰していたクラスを再開した。きっかけは昨年の斎藤彰子さんを偲ぶ会でクラスの人たちと久しぶりの再会を果たし「またやってください」という言葉をいただいたことから。パートタイムで創作活動をしている身としてはダンスクラスを開催するのも気が引けていたのだが、必要とする人が少しでもいる以上、ダンス文化への貢献になれば(!)との思いで重い腰をあげることになった。クラスの参加者の協力を経て昔に利用していたとある広い場所を再び借りることができた。ここはターミナル駅にもなんとか歩いて行けるし、床は体育館の浮床構造になっているし広いしと、クラスにはもってこい。
スケジュールは僕の都合もあり、思い切って土曜の午前中となかなかに攻めた時間だが、思えばベルリンでも大体クラスは午前中にやっているわけで、むしろ心機一転にはふさわしいだろう。一応プレWSと名付け、本格再開の前段階ということで様子見の開催だったが、懐かしい顔ぶれが参加してくれて和やかな時間となった。この春から高校生という若い参加者もいて。以前は2時間だったが朝ということもあり90分で設定した内容はまだ進め方や内容の量に迷いがあるが、これも様子を見ながら適宜調整していく予定。
終わってすぐ裏の公園に出るとまだ少し早い桜の花見客で埋め尽くされている。
春だ。