NOTE-じゅんじゅんSCIENCEダンス小作品集〜本番

音ファイルの編集を終え、朝ストレッチおよび通し稽古を近所の稽古場で行なった後、今回の会場となるカフェムリウイへ15時頃向かう。カフェオーナーのTさんと音響照明の打ち合わせをし会場作りへ。このTさんという方がここの責任者なのだが、「簡単な音響照明だったらやりますよ」とのことで全面的に甘えることに。そのご会場作りに取り掛かる。ここでもTさんのいうがままにテーブルをよせ、椅子を並べしているうちに、かわいいひな壇ができる。テーブルとベンチがうまいことひな壇になるわけである。をを!素晴らしい。おまけに、専用の椅子には手作りのクッションをかぶせ、その椅子の脇にドリンクホルダーまで取り付ける!ドリンクホルダーのある客席って普通劇場にはないよ!カフェならではの工夫&発想に楽しくなってくる。「自分で作るの楽しいんですよ」と、これらは全てTさんのアイディアとのこと。ここではよく音楽家のライブなんかもやっていて去年あたりからダンスの企画もやり始めたとのことで、もともとミュージシャンか舞台関係の人なのかなと思っていたら「ずっとカフェと飲食関係ですね」だと。ううむ、それにしては色々知っているし、手慣れているなあ。「ここで色々ライブとかやるうちに学んでいったんですよね」と肩の力の抜けた感じで話してくれる。客席が決まり、次に舞台に。リノもあるけどどうします〜?と軽くいう。おまけに床が硬いので下に敷くクッションもありますよ〜とのこと。なんて至れり尽くせりなんだ!色々試行錯誤した挙句リノ直引きとはなったが、それにしてもこの場所でダンスをやるにおいて、一通り以上のものがすでに揃っているっちゅうのは、本当に貴重な場所だなあ。ダンスの人がどんどん集まって来ると思うぞ、っていうかすでに割と人気のスペースになっているしね。
照明も決め、すんなりと場当たり&軽通し。そんなあたりで開場の時間が近づき、Tさんはするっとカウンターの中に入りドリンクの準備へ。良い天気の夕暮れに包まれたあたりでポツポツとお客さんが上がって来る。会場はビルの屋上になるのでそこまで階段を上がって来るのだが、出迎えるカフェがすでにして幻想的で屋上劇場!って感じ「ラピュタはあったんだ!」てなもんで。そんな様子はこちら。

するすると時間になり、お客さんがドリンクを手にした状態で客席に座り、つまみを配り、チラシを渡し、舞台に上がる。で、本番へ。会場を移し新規一転となった新生NOTEは無事に発進。懐かしい知り合いも数多く来てくれて賑やかな一夜となった。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。そして八面六臂の活躍で会をバックアップしてくださったTさん、本当にありがとうございました!