終演へ
劇場入りしてからは怒濤の日々だった。仕込みはスムースに行ったのだが、音楽の詰めでもう一踏ん張りがありそこからの照明再直しがありゲネプロを経ての直しを行いなんとか形が見えたのが初日の昼に通した時。ようやっとこれで行けるかなとなってからも今度は動員の心配をしなければならず。いやね、最近の公演って直前にお客さんが動くのよ。前日に予約が入るなんてのはいい方で当日に連絡が来るってのも普通にあるのね。で、連絡があればいいけどなかったらどうなるんだよ!と超絶心配してたわけ。おまけにこの週末は怒濤のダンス公演ラッシュでね。ただでさえ東京のダンスマーケットで僕の存在感ないのに、こんなに重なったらダンスファンなんか来てくれるわけねーじゃん!とやけくそだったのも事実。一応初日は何とか満席になる感じだったのだけど他の日はホントに寂しくてね。これは最悪の結果になるかなあと半分腹をくくったのよ。そしたらボチボチ予約が入ってきてね。ダンサーの知り合いも直前に連絡が来るらしく当日でも予約が伸びてさ。毎回ほぼビッチリのお客様に観に来ていただき。最終日なんてスカスカだったのに結果的には満席で。ああ、ありがたいと同時に自主公演って寿命縮まるよなあと。一つ公演にお客が集まらないだけで軽く死ねるってなんて博打な世界なんだと改めて思う。
終わっての打ち上げは楽しく深く、そして終電で帰りました。
ご来場いただいた皆様。素晴らしい仕事をして下さったスタッフ、サポートの皆様、製作陣の皆様、そして素晴らしいダンサーたち。
ありがとうございました〜!