須賀くんと会う

須賀くんから「相談がある」と連絡が。稽古終わりに近くに来てもらう。知らない人もいるかもしれないので書いとくと、水と油というカンパニーを昔やってたんだけどそれのメンバーね。会うのは去年のカフェ公演以来かな。Facebookで互いの近況は見ているので久しぶりな感じがしないのはSNS全盛な今らしい。とある相談にのる。幇間芸というお座敷の芸人になっていて日々研鑽しとるとのこと。頑張ってるなあ。公演のチラシを渡すと「高橋さんバリバリやってて楽しそうだよね」とのこと。いや仕事しながらなんだけど、と話すと「それを楽しそうに語ってる時点で吹っ切れてる感じ」だとさ。ま、稽古も基本楽しくやってるしそんな気分も普段のふるまいに出てるのかもね。話は止まらず、最近見たシンゴジラの感想になる。
須賀くん「あれどこが面白かった?」
僕「僕は政治ドラマの部分が面白かったのと恋愛要素がなかったのが新しいと思った。最近の日本映画ではダントツ面白かったんだよね。2回行ったし」
須賀くん「オレいまいち乗り切れなかったんだよなあ」
僕「ま、趣味の問題だからね」
須賀くん「でも大ヒットじゃん。おれ理解出来てないのかなあ」
僕「考え過ぎ」
須賀くん「マトリックスのときも大ヒットでさ、高橋さん大絶賛だったじゃん。オレそこまで乗れなかったんだよね。理解出来てないというか。だから高橋さんスゲエって思うよ」
僕「ゴジラとかマトリックスでそこまで言われても!」
須賀くん「やっぱ演出家は見方が違うなあって」
僕「いやだからゴジラマトリックスだよ?演出家とか関係ないから!」
書いててホントに恥ずかしくなって来るが昔は稽古終わりに必ずファミレスに行ってこんなバカ話をずっとしてたなあと懐かしい思いも。
そこから舞台の話になり大勢がいいといってるのに全然わからないものがあって「そんなときオレ向いてないな」とか思うよ。と話すと、「まあね」と彼も納得。昔二人で●●●を見に行って全然乗れなかったなあとか思い出話にも花が咲く。
「がんばってね!」と互いに言い合い別れた。
楽しかったなあ。