寝坊&帰国

いや〜、やってしまいました。思いっきり寝坊。
いや普段はこういうときっていつも目覚ましより少し早めに起きるのよ。だから今回も一応目覚ましはセットしたけれどそれほど心配もしてなかったのね。疲れもあったのか割とすんなり眠りに入ってさ。
そしたらさ、ガビがドアを開けて「Junjun!」と叫んで入ってきた。「ふぇ?」と起きたとたん「!」と時計を観ると5時。飛行機は7時発。空港へは恐らく1時間くらいなのだが早朝ゆえ移動の時間も読めない。チェックインは1時間前までにしないとまずい。
「うわあああ!」と急いで着替える。幸いに荷物はパックしてあったため10分ほどで準備ができガビに「じゃあね!」と慌ただしくお別れの挨拶をする。なんだかしょっちゅうこんなパターンの展開が発生するので、ガビも心配しつつも半笑い。僕も失笑しつつ「またね!」と荷物を抱え空港に向かう。
タクシーが来るといいのだがと思いながら通りを渡ると上手い具合に捕まった。ほっとしたのもつかの間。ドライバーは中年で感じのいい女性。いつもならば「むさいおじさんよりも良し!」なんて思うのだが、一刻も早く走ってもらいたいエマージェンシーなときに女性特有の優雅で丁寧な運転である。普段ならば「女性って実は運転に向いてるよな」くらいノタマっておるのだが、今日だけはとにかく急いでもらいたい。一応「急いでもらえますか」とは告げたがうんともすんとも言わずに優雅に車を滑らせ、きっちりと安全運転で空港まで到着。この時点で6時を軽く過ぎていた。ここら辺で「乗れなかった場合」のことも考え始めつつカウンターへ走る。カウンターまでの道のりが長かったこと。スーツケースの重かったこと。
ま、結果はなんとか間に合ったのですがホントに焦ったなあ。メールでガビに「Im safe!」と報告して飛行機に乗り込みチケットをポケットにしまうと中には鍵が。
ああ、ガビの家の鍵、持ってきちゃったよ。

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そんなこんなの帰国でしたが、ベルリンでお世話になった方々、本当にありがとうございました。そして会えなかった方もまた次の機会に会えることを願っています。
そして日本の皆様。無事に帰国いたしました。クラスも再開いたします。9月には久しぶりの東京で新作を発表いたします。近日中に情報公開いたします。皆様と再び会えることを楽しみにしています。