テンペルホフ

空港跡地で行われる野外劇団の公演を観に。
夜にかけてキャンドルを灯しその中で公演をするとのこと。最近よくあるキャンドルナイトとお芝居を組み合わせたような感じか。サイトはこちら。
今日は初日でレセプションがありシアターハウスのクリストフもスピーチ。知り合いも大勢関わっておりみんな「暑いよ〜」と大変そう。何でも朝6時からキャンドルの設置を延々やってたらしい。その数3000個!
あれ〜!と向こうから声をかけてきたのは3月に日本に遊びに来ていたFaustina。驚いたが奇遇にもキャンドル設営の手伝いに来ていたとのこと。

そろそろ時間だなと思うがいっこうに始まらない。キャンドルに火をつける作業が遅れているらしい。僕も手伝うことに。しかし地面においてあるろうそくに火をつけていくのはなかなか難儀。腰がすぐに痛くなる。ひえええ。普段はもう全然腰が痛くなることはないのだけれどこういう姿勢はいっぺんに腰に来るのだな。この数よ。

手伝いは10人くらいだったかな。
暗くなり始まる。僕も観客の列に。入り口はゲートのようなものが設置されていてその上でメイクをした役者が呼び込みをしている。

一回に20人くらいづつ通り抜けてキャンドルのフィールドへ。そこからは迷路のようにキャンドルがおかれていてそれをたどって各アトラクションエリアへ向かう。全体の趣向はファンタジックで少しダーク。ディズニーランドのホーンデットマンションを思い出した。

暗くなって来ると一気に雰囲気も盛り上がり幻想的な空気に満ちていく。
ロウソクの照明効果も絶大。試しに撮ってみた写真はこんな感じ。おお!

それぞれのアトラクションは5分から10分ほどのお芝居で筋があるようなないような。そしてそれぞれの相関関係も特になさそうで観客が好き勝手に見て回る趣向。当然だが夜風に当たりながら気軽に眺めるには悪くない。キャンドルナイトって日本だとただ灯してオシマイなことが多い気もするのでこういった出し物が観られるのは楽しいと思った。
終わって帰る際に案の定ガビは「A bit cheesy.」と毒づいてたけど、僕はこういうのもいいじゃん派。