Beeskow

週末はガビの友達の家に。ベルリンから2時間ほど東に行ったところにあるBeeskowという古い城下町。家具修復家であるClaudiaが新たにアトリエを構えたので見物がてらの小旅行。

ガビが持っている丸い缶は僕の父の遺骨が入ったもの。景色を見せてあげようと持ち歩いている。
Beeskowという街はおそらく観光地としてもあまり知名度がないのだろうが、幸いにして戦争の被害をそれほど受けていないため(ドイツの町はかなり戦争の被害を受けていてベルリンなんかも新しい建物が多い。だせえ)、古い城壁と町並みが比較的残っている。街も保存に力を入れており道等も整備されていてとても気持がよい。昨今はこういった遺産を町興しに、という気運はどこも同じようで。
彼女のアトリエは教会の真裏というアホのようなロケーション。

裏庭のガレージの扉を開けると直ぐ教会の壁に突き当たる。家そのものもオフィスと家が合体したような作りで一階に道路に面したアトリエとオフィスとキッチン。2階は7部屋ほどもあり。3月に越したばかりというので2階はほぼ手つかずでこれから自分で改装していくといっていた。一階のアトリエには今修復を手がけている古いテンペラ画がでーんとおいてある。をを。ギャラリーフェイクみたいだ!


後から知り合いの家族も到着し、やんちゃな兄弟とも久々の再会。賑やかな夕飯に。ちょうど季節となった白アスパラとワインに舌鼓を打つ。
次の日は広場のマーケットを見物し近くにある川へ昼寝をしに。釣りをしている人やボートで遊んでいる人がおりメルヘン度高し!優雅な休日の一風景に命の洗濯をしたような思いが。

いい休日ですっきりしました。明日からまたがんばるぞう。