Berlin Again

ベルリンで三ヶ月の学校の先生に。19日22:30成田発イスタンブール経由でベルリン入り。到着当日に初クラスが実はあったが定刻でもギリギリだし別の人に変わってもらうことに。しかし何故こういうスケジュールになったかというと理由があるのだ。
今回も学校の校長、ボスと契約に際してやり取りがあったのだが、契約では4月20日から7月31日までとなっていた。そのつもりで計画を立て色々準備をしていたら終わりは7月の11日までだとメールが来る!へ?それどういうこと?契約では報酬が一クラスごとの計算になっており大分ギャラが違うことになるしそもそも飛行機の日程がおかしくなる。どうなってんの?メールを返すと今度は25日までだという。ここら辺りで切れかかり「契約書と全然違うやん。オレこのままだとベルリン行かないぞ」と最後通告を出す。その切り札が聞いたのか「OKわかった。最初の契約書の通りで!」となり胸を撫で下ろす。そしてまたメールがあり4月の20日から5日ほどプラハでのフェスティバルにゲストとして一緒に行くという話になった。だとすると20日にベルリンに着いてから電車で移動することにしようとその日程で飛行機を押さえて確認のメールを先方に出した。旅費のこともあるしね(今回飛行機は補助+国内の移動は向こう持ちとなってたので)。すると出発直前の先週の金曜日ですよ。別の同僚から
プラハ、来月なんだけど」とメール。
は?
え?どういうこと?
急いで彼女に返事をし校長からもらったメールも添付する。恐らく彼が間違ってるわね。と直ぐ返事が。取って返して初日のクラスの代講を彼女に頼みボスにもメール。「あんた、4月って書いてたで!」と。そして25日からベルリンで泊めてよと頼んでいたガビに状況をメール。20日に着くから泊めてねと。
で、20日に空港に着きましたよ。そっからガビに電話すると「あんた?もうベルリンにいるの?25日って言ってなかった?」と。ああそうです。そう言いました。言いましたが色々理由があって今ベルリンにいます。一昨日メール出したんだけどと言うと「週末はオフィスに行ってないからPC開いてないわよ」とプロフェッショナルなご返答。ま、いいからコッチにいらっしゃいよ。と言われいつものシアターハウスへ。
久しぶり〜!と一年ぶりを感じさせないユルさで出迎えてもらい一段落。無事に彼女の家に転がり込むことも出来た。
次の日さっそく授業で学校へ。クラス終わりでトリッキー校長と再会。
まあ、色々大変だったけどお前が来てよかった、心配したぞ、マイボーイ!とイースター休暇をしっかりリゾートで過ごしリフレッシュしたての顔で出迎えられエスプレッソで乾杯。
なあダンナ、心配させたのはそっちだろう?
「なんで4月って言ったのさ?」と聞くと「おいおい、オレは校長だぜ。他にもやらなければ行けないことがゴマンとあるんだよ。数字は難しいんだよ。」とニコニコしながらオトボケを決める。
みなさま。ここらで村上春樹をキメてよろしいでしょうか?
やれやれ。