Meine Mutter im Berlin
ドイツに来て一週間。
今回は時差ぼけがひどかった。コペンハーゲン経由のSAS便は昼間のフライトだったため寝なかったのだがこれがよくなかったらしい。着いてすぐに寝たのだが夜中に起きてしまいそこから寝られず。完全に睡眠のリズムがずれたパターンで数日を過ごす。おまけに身体もだるくなってきて「こりゃヤバいなあ」と思っていたのだが人と会う用事が続き状況は悪化。ついに熱っぽくなってきたため、予定を変更しひたすらベッドで横に。う〜ん、こんなに大変だったの始めてだぞ。思えば母をアテンドしてヨーロッパにというミッションがあるわけで慣れない「家族との長時間の同行」でひたすら疲れたのが原因なんじゃ?
その母はほとんど英語も話せない中ビビりつつも観光に乗り出した。最初の数日は僕と麻世も一緒に回ったのだがリハーサルが始まるとそういうわけにもいかず、一人で美術館に行くプランを敢行。手にしたミュージアムカードをフルに使い片っ端から見て回る。途中道に迷ったのだが「日本語の地図を見せて迫っていくと教えてくれた!」となんとかミッションクリア。徐々に地下鉄の乗り方も覚えて日に日にベルリンを楽しみ始めている。暑い日が続きぼやいていたのは「どこに行っても冷たい飲み物がない!」ということ。日本食のレストランで冷たいウーロン茶を飲みエネルギー回復。「キンキンに冷えた飲み物をドイツで初めて飲んだ」だって。確かに真夏でもアイスコーヒーを頼むとグラスに氷が1、2個、なんてのはざらで僕も最初は腹が立ったけどな。
綺麗な風景を見て「道具を持ってくればよかった」と嘆いていた写生教室生徒の母ですが、昨日画材屋で絵の具付きパレットとスケッチブックを購入。「うおっしゃー!」と心の声が聞こえる母をパチリ。
いやあ、楽しんでるようでよかったなあ。