世界の山ちゃん

いよいよラストスパート。早めに集まり一昨日の通しビデオのチェックから。暖房はしっかりはいるのだが、なんせ元中学校の教室なもんでそこはかなく寒い。廊下側にも天井のガラスと足下の引き戸があるため、暖かい空気が逃げていくような気が。
劇場入りまで後五日。残りの時間を見据えつつ稽古の配分も考えていく。何とも穏やかなキャラクターの今回のダンサーたちだが朗らかな中にもピリっとした空気が満ちてきた。ま、ペース配分に関してはみんなプロ中のプロなんで特に心配もしてませんけど。
音楽の山中透さんを始め舞台監督や制作スタッフもスタンバイする中稽古を進める。音と動きをぶつけあいつつ生まれる空気を瞬時に掴み判断、そして山中さんと相談。っていうか山中さん、話し早ええ!いつもながら山中さんとの作業はココからの展開がやけに早い。かなり先を見据えて話しを振ってくるのでこちらも大いに刺激される。最近ではオンケンセンの作品に欠かせない「世界の山ちゃん」恐るべし。っていうかモノスゲエ味方。