ギャラリー

大きい美術館のロングナイト(夜中まで美術館があいてる日)にあわせたのか、町のあちこちでオープニングをしているギャラリーがあり、それを見て回る。
知り合いのギャラリーを皮切りにいくつかを。それぞれ初日なのかワインやビールを振るまい大勢の人でにぎわっている。
作品は面白いのもありよくわからないのもありと玉石混合だが、そういったことを利用して楽しもうという空気が何より新鮮。こういう緩さも「タダ」なもんで許せる。
ダンスの公演でも一様に値段が安い。だいたい10〜15ユーロくらいで、学生だともう少し安い。先週のフェスティバルは18ユーロで「18は高いよ」と友達は言っていた。こういった舞台に対する公的な助成金の規模が違いすぎるので一概には比べられないがしかしやはりうらやましい。
日本で税金を払っている身として、医療とか公共サービスと同じように「こういうものを安価で享受できる権利」をもっと要求してもいいと思ったよ。我々がおとなしすぎるのかもしれんね。