言葉=世界

語学学校ヘビロテ。その隙間を縫ってクラスと観劇に。人と会ったりも。
言葉を学ぶということはその国の考え方を学ぶということで、細かいところもいちいち刺激的。基本は英語と近いのだけれど、例えば数字の読み方。21なんてのは「1と20」という呼び方をする。
あと語学学習で気づいたのは「何故?」という疑問が無意味なこと。「だってそうだもの」と言われればひたすら「ああそうですか」と付いていくしかない。法則があるようで無い、無いようであるその世界を、自分を無にしてどんどん入れていく。空っぽの頭の中を言葉の洪水が素通りしていくような感覚は案外悪くない。ゲジヒトってドイツ語だったのね。
通うにつれ身の回りの文字が解り始める。おお、全部意味があったのだな。最初はほとんど模様にしか見えなかったよ。大げさだが世界が意味を持ち始めるというかなんと言うか感動的な時期。
教室以外でのヒアリングは駅のアナウンスくらいしかまだ解りませんけど。